世界で一番上がった資産は、KOSPI。米国株ではなかった
「株高」で語られる主役はS&P500だが、2年リターンで主要18資産を並べ替えると、順位は世界の視点で塗り変わる。現地通貨・実測・予測なし。
主要18資産を2年リターンで並べ替える。首位は韓国KOSPIの+159%。半導体指数SOXは+143%、韓国KOSPIは+159%、台湾加権は+101%と、上位はアジア半導体圏が占めた。
日本で「最高値」と報じられる日経平均は+76%。米S&P500は+37%、ナスダックは+48%。金(ゴールド)が+73%とこれらを上回っているのも、実測してはじめて見える。
逆に、話題になりやすいビットコインは2年で-4%、インドSENSEXは-6%とマイナス圏。「上がっているらしい」という空気と、実際の順位は一致しない。
この並べ替えに解釈は要らない。ドル建て換算もしていない(各国の現地通貨のまま)。ただ、どの資産が実際に何%動いたか、という順位表を置くだけで、報道の主役と市場の主役のズレが見える。
日本の報道は『日経最高値』を主役に据える。だが世界の投資家の物差し(2年リターン)では、日経+76%は上位群の中位にすぎず、主役はSOX半導体+143%・韓国KOSPI+159%・台湾+101%というアジア半導体連合だ。『最高値』の高揚には、国内目線ゆえの錯覚が混じる。
見逃せないのは金(ゴールド)の+73%。株高局面で通常は割を食う安全資産が、多くの主要株を上回って買われた。『上昇を信じつつ、保険も厚く買う』という市場の二面性だ。前段の『バッファ薄』と、この『金買い』は、同じ不安の裏返しとも読める。
デコードの読み: この順位を『半導体スーパーサイクルの証明』と読むこともできるし、『特定テーマへの資金集中=脆さ』と読むこともできる。順位は事実、解釈は分かれる。デコードは順位だけを置き、物語は読者に委ねる。
取得 2026-07-25 19:34 JST(launchd 定時観測)· この記事の全数値は再取得できます