今のPM2.5、最も高いのは東京の17.3μg/m³
微小粒子状物質は呼吸で体内に入る最も身近な環境リスク。全国一括でなく、いまこの時刻の都市別の数字で見る。
いまこの時刻の主要都市のPM2.5濃度を並べた。最も高いのは東京の17.3μg/m³。WHOが示す1日平均の指針値は15μg/m³で、東京がそれを上回っている。内訳は東京17.3、大阪14.3、名古屋10.7、福岡6.2、札幌5.4、那覇3.9(μg/m³)。微小粒子状物質は、呼吸で体内に入る最も身近な環境リスクだ。
同じ日本でも都市で濃度は大きく違い、黄砂や大陸からの移流、局地的な発生源で変わる。空気の汚れは目に見えず天気ほど話題にもならないが、健康影響は静かに積み上がる。全国一括の『空気』ではなく、都市ごとの数字で見て初めて、身構えるべき日と場所が分かる。
ここから言えるのは、天気とは別の軸で空を見る必要がある、ということだ。同じ晴天でも、黄砂や移流でPM2.5が大きく違う日がある。WHO指針との距離を測れば、体感の前に『今日は換気や外出を控えるべきか』を数字で判断できるのではないか。
影響が及ぶのは、外出・運動・換気の判断、とりわけ子ども・高齢者・呼吸器の弱い人だ。数値化して指針値と並べることで、漠然とした不安が具体的な備えに変わる。ただしこれは観測統合の推計値で、公式測定局の実測とは差がありうる。危険/安全の断定ではなく、濃度と指針値の距離を置く。
PM2.5が都市ごとに大きく違い、指針値を超える都市があるなら、『全国の空気』という括りは実態を覆い隠していると言えるのではないか。天気予報が語らない空気の質は、都市別に見て初めて、外出や換気の判断材料になる。
空気の汚れは目に見えず話題にもなりにくいが、健康影響は静かに積み上がる。数値化して指針値との距離を測ることは、体感の前に身構えるべき日を教えてくれる——特に子ども・高齢者・呼吸器の弱い人にとって。
ただし基準はWHOと日本で異なり、これは観測統合の推計値だ。言えるのは、濃度と指針値の距離までで、危険/安全の断定ではない。
取得 2026-07-28 07:31 JST(launchd 定時観測)· この記事の全数値は再取得できます